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ごあいさつ
企業研修とワークショップの現場を行ったり来たりするようになり、
早くも10年近い月日が経とうとしています。
当初は、それぞれの場の特性を持ち込んで
相乗効果を出そうと躍起になっていたものですが、
今は、それぞれの場を区分けする感覚自体が無くなりました。
集まる方々の背景・文脈・目的・年齢が違っても
人が集まる場において、私が何を信じどう振る舞うか
については変わらないのかもしれない、と、
思うようになってきたからです。
もちろん、必要な技術は全く違なりますが、
相手をしっかりと見る、知る、受け止める、
それぞれのあり方を尊重する、
その上で、最適な場への関わり方へ誘うという
背骨の部分は何ら変わらないと思えるようになったのです。
書いてみると、あまりにも当たり前のことなのですが、
私がこの仕事を続けているのも、
その奥深さに魅了されているからなのだと思います。
つまり、自分も含めた人の可能性に
魅せられたり、失望したりしているということなのでは
ないかと思うのです。
意図通りに場を動かすことを目的にするのではなく、
自分の意図などはるかに越えた人の力の素晴らしさに
いつも感動出来る自分でありたいと思っています。
一緒にお仕事ができる日を楽しみに致しております!
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